『社会人になったら、しっかり貯金して、いずれは資産運用も…』と考えているあなたへ。
その第一歩として不可欠なのが『マネーリテラシー』の基本を学ぶことです。
特に社会人1年目は、お金との付き合い方の基礎を作る大切な時期。給料の使い方、家計管理、貯蓄目標の設定、そして将来を見据えた資産形成の考え方まで、社会人が知っておくべきことは意外と多いもの。
この記事では、社会人1年目の方でも分かるマネーリテラシーの基本知識を解説していきます。
周りに差をつけ豊かな未来を築くための、マネーリテラシーの基礎を学びましょう。
- マネーリテラシーの基本知識
- マネーリテラシーを身につける方法
- なぜ1年目から差がつくのか
マネーリテラシーの基本『5つの知識』

お金を貯める知識
人生には「住宅費」「教育費」「老後資金」という、いわゆる3大支出と呼ばれる大きな支出があります。
お金を貯める知識がなければ、3大支出を払うだけの人生となり、キャリアアップを考える余裕や自己投資・娯楽に使うお金はありません。
また「お金を貯める知識=節約術」と勘違いしてしまっている人が非常に多いです。
お金を貯める知識は幅広く、以下の項目でわからないことがあれば、あなたのお金を貯める知識はまだ伸び代があります。
支払いに追われる人生にならないよう、お金を貯める知識はどんどん身につけていきましょう。
- 自分の毎月の支出
- 税金・社会保障制度
- 任意保険の必要性
- 自分に合った資産形成方法
- FP3級・簿記3級の資格
お金を稼ぐ知識
お金を稼ぐ知識があるかないかで、資産形成のスピードは大きく差が出てきます。
特に新卒であればキャリアアップや転職・副業・投資など、お金を稼ぐ手段と時間が豊富です。
そのため、早いうちにお金を稼ぐ知識を身につけ行動に移すことが出来た人は、将来的に大きな財産を築くことができます。


こちらの記事で年収アップにつながる方法を解説しています!
お金を守る知識
お金を守る知識とは、余計な支出を減らして資産を減らさないための知識です。
社会人になりお金を稼ぐようになると、様々な誘惑や詐欺・不必要な保険への加入など、資産形成の天敵のような話が届くようになります。
そんな天敵から自分の資産を守るためには、お金を守る知識が必須になります。
自分なら大丈夫だという考えは捨てて、しっかりと自分の資産を守りましょう。
- レバレッジ投資
- ワンルーム投資
- 高額商材の販売
- 残クレ・リボ払い
- 絶対儲かる系の勧誘



マネーリテラシーがないとすぐに騙されてしまいますよ
お金の上手な使い方
お金を稼いでもその分使ってしまったら意味がありません。
特に社会人になりたての頃は、自由に使えるお金が増えるため使い過ぎてしまう傾向にあります。
そのためお金の上手な使い方は早めにマスターしておきましょう。
衝動買いしてしまう人は先取り貯金、ある程度自制できる人でも予算を決めてその範囲内で使う。
この2つはぜひ実践してください。
投資・資産運用の知識
r>gという不等式を知っていますか?
これは「労働から得られる収益より、株式や債券などの資産から得られる収益の方が成長が早い」というマネーリテラシーの高い人の中では常識と言える考え方です。
そのため資産形成において投資・資産運用の知識は必須であり、知っているかどうかで将来的に大きな差が生まれてきます。



“何に投資すればいいか”を自分で判断できるようにしましょう。
何から身につけるべきか
5つのお金に関する知識を解説してきましたが、これらを身につけるのは簡単ではありません。
では何から身につけるべきか。
答えは「お金を貯める知識」です。
- 他のすべての知識につながる
- 身につけた知識の効果を実感しやすい
- 効果が持続する
- 心理的安全性を確保できる
このように一見地味と思われがちなお金を貯める知識ですが、一番最初に学ぶ意味は沢山あります。
特にお金を貯める知識は実践に移しやすく、その効果はすぐにでも実感できると思います。
モチベーションを維持するためにも、お金を貯める知識から身につけてみましょう。
5つの知識を身につけるためにやる事


マネーリテラシーに関する5つの基本知識について解説してきましたが、ではどうやって身につければいいのか。
ここでマネーリテラシーを身につけるために行動できるかどうかが、今後の人生を大きく左右させるかもしれません。
ここで解説する方法は、私がマネーリテラシーを身につけるために実践して効果があったものばかりです。
どれか1つでも構いません。行動に移してみましょう。
本を読む
最近は資産形成や節約、副業などお金に関する書籍が多く出版されています。
YouTubeやTikTokなどで解説してる動画も多く見かけますが、マネーリテラシーを身につけるには動画より圧倒的に書籍をおすすめします。
理由は「体系的に学べるから」です。
動画やショート動画ではピンポイントな知識しか得ることはできないため、一からマネーリテラシーを身につけるには書籍の方が良いです。
学んでいく中で深めたい知識があれば、動画を検索してピンポイントの情報を拾うように使い分けましょう。
【最強のマネーリテラシー解説本】



圧倒的におすすめの一冊です。お金に関する日本最大のコミュニティを運営する両学長の考える、お金に関する5つの力が解説されています。
【解説本が苦手な人には】



お金の本質についてストーリー形式で解説している本です。
何も知らない主人公と一緒に、お金の謎について迫っていける一冊です。
【資産形成の本質を理解したい人向け】



世界中で読まれている不朽の一冊です。
資産を築くための、絶対不変の原理原則を学ぶことができます!
【つみたてNISAを始めたら】



株式投資を始めるようになったら必ず読んでおきたい一冊です。
長期投資がいかに優れているかが分かる一冊です!
お金に関する資格を取得する
書籍よりもさらに深く細かく知識を身につける場合、簿記3級・FP3級の取得がおすすめです。
さらに簿記3級の知識は企業のお金の流れがわかるようになるため、個別株投資を行う際の企業分析にも役に立ちます。
会社のお金の仕組みが分かるようになれば、管理職や経営者視点で仕事を見ることが出来るため、キャリアアップにも繋がります。
FP3級も社会保障制度や保険・住宅費など、自分の人生設計において必要な知識が多く含まれているため、取得しておきたいお金の資格の一つです。



私は以前技術系の仕事をしていましたが、簿記3級は仕事に大きく役立ちました!
自分の仕事は関係ないと思わず、基礎知識として学んでみましょう。
実践してみる
家計の見直し方法を知ったら実践してみる。投資の重要性を知ったら実際に証券口座を開設して投資してみる。
このように実践してこそ本当の意味でマネーリテラシーが身につきます。
人それぞれ収入や家族構成・価値観が異なるため、自分が心地よいと感じる距離感でお金と向き合っている状態が、最もマネーリテラシーが活きている状態だと思います。
マネーリテラシーの高い人と話す
周りにマネーリテラシーが高い人がいれば、その人と話すこともマネーリテラシーを身につける方法の一つです。
特に同じ会社にマネーリテラシーの高い人がいれば、収入や生活水準が近い可能性があるので、より参考になる知識を得られるかもしれません。
周りにマネーリテラシーが高い人がいなかったり、お金の話がしにくい人はコミュニティに入ってみましょう。
以下に紹介する「リベシティ」は個人的におすすめです。
- コミュニティの治安が良い
- 有益な情報が非常に多い
- 会員のノウハウが共有されている
- 優良高配当株が紹介されている
- 月額費用が安く、すぐに元が取れる
まずは30日間の無料期間で加入してみて、合わなければ退会するくらいの気持ちで覗いてみましょう。





コミュニティ創設者の両学長はYouTubeで動画も出しているので、見てから加入を検討するでもいいですね。




1年目から差がつく理由とは


年収アップに繋がるから
マネーリテラシーがある人とそうでない人では、仕事の質にも大きく違いが出てきます。
どのような仕事をしていても、会社のお金の流れを意識して仕事をすると一目置かれます。
なぜならその考え方は経営層や管理職が持っている視点だからで、早い段階でこの視点を持っていると重要な業務に携わるチャンスが巡ってきやすくなります。
さらに無駄遣いが減ることで自己投資に回すお金が増え、昇格や副業などで年収を効率的に伸ばすことが出来ます。



自己投資は利回り無限大の最高の投資ですよ!
自分の望むキャリアを選択できるから
お金の知識があると、無駄な支出を減らして効率よく資産を増やすことができます。
こうしてお金に余裕がある状態にすることで、将来に対する不安が小さくなり、「今の仕事を続けるしかない」ではなく「やりたい事にチャレンジ出来る」という選択肢を持つことができます。
副業を始めたり異動や転職を狙ってみたりなど、「やりたいけどリスクがある」事に挑戦できます。
このような選択を20代の頃から取れるようになれば、将来的に大きな差が生まれてくると思います。


習慣はなかなか変えられないから
学生から社会人になるタイミングは、生活スタイルが大きく変わるタイミングです。
このタイミングで貯金や資産形成をする習慣を身につけておくことで、当たり前のようにお金を貯めることができます。
「結婚したら貯金しよう」「もっと稼げるようになったら投資しよう」などと考えていても、実際にその時になっても習慣を変える事は難しいです。
そのため社会人1年目にマネーリテラシーを身につけておく必要があるのです。
投資は早めにやったもん勝ち
投資の世界で有名な「ジャックとジル」の話は知っていますか?
2人は投資に対して異なる考えを持っていて、それぞれ以下の方針で投資を始めました。
投資期間:18歳から25歳の8年間
投資金額:50万円×8年間=400万円
投資期間:26歳から65歳の40年間
投資金額:50万円×40年間=2,000万円
※2人は全く同じ投資商品に投資しているとして、利回り10%で想定。
直観的には多く投資しているジルの方が、65歳時点でより多くの資産を築いているように思えます。
しかし結果はジャックが2億5849万円、ジルが2億2130万円と、ジルの5分の1しか投資していないジャックの方が多くの資産を築いています。
このように早く始めるだけで少ない資金でも大きなパフォーマンスを出すことが出来るのが投資です。
少額でも社会人1年目から投資を始めてみましょう。
当ブログの紹介
このブログのコンセプト
このブログは「入社3年以内の若手社会人が、転職以外の方法で3年以内に年収100万円アップする」をコンセプトに記事を書いています。
年収アップに必要な具体的な行動やキャリア設計のポイント、オススメの自己投資や資格などを紹介していきます。